都営12-600形

都営12−600形は、当時の大江戸線の運用数が増えたことによる編成の確保と、及び老朽化の進んだ12−000形を置き換える目的で2011年より竣工された形式で、後継車になるべく、現在でも増備が進んでいる車両です。基本のベースは12−000形を踏襲していますが、12-000形が全編成で揃ってから10年以上が経過した事と、車両の番号が重複しないように600番台から番号を付け始めた事で、設計が一新されたために12−600形と新しく命名されました。
大きく分けて3次車までに分類されており、まず1次車は大江戸線にホームドアが設置されることから、その分運転の時間が長くなるために増発がなされたために、2本が竣工されました。
2次車は1次車と基本は類似していますが、ホームドア設置の視認をより向上するために、車体中部の窓周りにマゼンタ色のステッカーをそれまでの窓下帯に変わってラッピングされ、またこの2次車の竣工により、それまで活躍していた12−000形のうち、制御方式にGTO素子を用いていた1、2次車6本を置き換えました。これが、大江戸線で初めての車両置き換えとなります。
3次車は2018年より竣工され、それまで制御方式に用いていたIGBT素子からSic素子に変わり、また車体の外見も一新。前面がより明るめのマゼンタ一面になり、視認性がさらに向上されます。この3次車には「多様な人々を受け入れる、人にやさしい車両」というコンセプトが与えられました。
現在はこの3次車に増備が進行されており、12−000形を順次置き換えており、大江戸線内で最大勢力となっています。しかしながら長きにわたって竣工されているため、編成やグループ毎で細かい部分で違いがあり、その顔ぶれはバラエティに富んでいます。


12-600形2次車タイプで、この仕様より窓下帯から窓周りにステッカーを貼付するデザインに変更。

3次車タイプで、上の写真と比較すると窓の縁などに違いがあります。


3次車タイプで、側面のステッカーの違い。真ん中の線が黒いかどうか。