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※現在は都営各線のページのみ公開

 都営地下鉄は、東京都内を走る13路線のうち、東京都が直接運営している4線の地下鉄を指します。

東京都が分けている業務組織のうち、「東京都交通局」が業務を担当しているので、この「交通局」でピンと来られる方も多いことと思います。

 都内の地下鉄はこの都営地下鉄と、東京メトロの2者で運営がなされていますが、日本で同じ都道府県下で複数の組織で地下鉄が運営されているのはこの東京都だけです。これは、元々は都内の地下鉄の建設は営団地下鉄(現:東京メトロ)で進めていくはずが、戦後の状況やインフラ整備の急務が相まって、営団1者だけでは建設が追いつかなくなったので東京都も地下鉄の建設が認可されたためです。こうして都営浅草線が、東京都によって初めて建設され、以降三田線、新宿線、大江戸線が引き続き東京都によって開業されました。将来的には東京メトロと都営地下鉄の営業一元化が意見されていますが、2者の間に様々な面で温度差も生じたために現在も実現できておらず、運賃体系はこの2者で現在も異なっています。

 また都営地下鉄の4つの路線は、軌道、車両の規格が全て異なっています。集電方式こそ4路線とも架線から電気を受ける架線集電方式ですが、分かりやすいのが線路幅です。線路幅は浅草線と大江戸線は新幹線と同じ標準軌の1435mmを採用しているのに対し、三田線はJR在来線に同じ1067mm、新宿線は1372mmであり、浅草線と大江戸線は線路幅は同じでも大江戸線はリニア方式を採用しておりサイズが一回りも小さくなっています。このように、まさに三者三様よろしく四者四様なのです。

 このサイトは、そんな四者四様の地下鉄に焦点を当ててみました。一人で制作しているので稚拙でありますが、どうぞごゆっくりご覧ください。

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