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​ 10両編成を組成する9000系30番台。通称で9030系として区別されることもあります。
​写真は急行笹塚行きで、まだ日中に急行が毎時3本で運転されて居た時のもの。現在はダイヤが整理され、新宿線の急行は朝夕の数本のみに。

 京王9000系は、老朽化の進行していた6000系を取り替える目的で2000年から2009年にかけて製造された車両で、また、「京王帝都電鉄」から「京王電鉄」に社名を変更してから初めて新造された形式車両です。

 ステンレス車で初めてビードが省略され、客用扉部分には日本車輌特有の工法であるブロック工法(京成:現3000形列と同様)を採用、前面はFRP製による流線型のあるデザインとなっており、この曲面は先代の5000系をオマージュしたものです。

​ 当初より都営新宿線の直通電車の後継が計画されましたが、最初に製造された8両編成では新宿線の保安装置の事情でこの話が見送られ、地上専用として運転。後の2006年、新宿線のそれが解決されたこの年より10両貫通編成でも竣工され、このグループが30番台を名乗り、なおかつ都営新宿線の直通運転を果たします。以降、6000系に替わって新宿線内でも当然に見られる存在になっていき、また10両編成であるため、輸送の増強にも繋がりました。この8両編成と10両編成では同じ9000系であるものの、番台の他に客用扉や前面のアンチクライマーなど、複数の細かな部分で違いが見られます。

​ ◼️2025年よりリニューアルを受けた9031F。前面はハローキティのラッピングを踏襲し、客用扉、制御機器などの交換、更新が行われましたが、車内案内表示器はコストの理由でスクロール式のLEDで据え置かれています。

​ ◼️2009年に竣工された、9000系としての最終増備編成の9030F。前の編成で49Fまで数字が行っており、この編成のみ30に数字が戻されました。
 2019年まではこの1本のみ、KEIOのロゴがそれまでの編成であった前照灯上ではなく下に表記されていました。

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