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都営6500形
都営6500形は、老朽化した6300形の1、2次車の取り替え車両として、2022年に13編成が全て近畿車輛で竣工されました。それまでの6300形では全てが6両編成でしたが、この6500形では8両編成で運転されています。
運用範囲は西高島平から東急線の新横浜までで、現在は相鉄線内には乗り入れませんが、将来的に相鉄線内でも走行可能となるように、相鉄線用の列車無線アンテナ設置の準備工事がなされています。
車体は三田線で初めてのアルミボディを採用し、見た目は都市鉄道をイメージし、スマートとし、箱型のデザインとなりました。車内には三田線のラインカラーである青色を細かい部分で多く採用しており、吊り革や客用扉がそれに当たります。全ての号車に防犯カメラが設置されたほか、車椅子スペースは全ての号車に設置されており、網棚の一部を低め、吊革も6300形よりも多めに設置するなど、ユニバーサルデザインが意識されています。
足回りではSicモジュールのIGBT素子VVVFインバータ制御を採用。また、走行中に自身がどこにいるのかを車両基地に伝送できる車両情報管理装置を、都営地下鉄で当車両で初めて採用しました。
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